素材
使用する革にも様々な部位がありその中でもベンズという部位は背中から腰部分にかけての部位の事で、一番ランクが高い1 等級をYellow’s 40では採用しています。他の部位に比べて繊維束の密度が高く、きめが細かく非常に丈夫なことが特徴です。動物の皮は時間が経つと腐ってしまう為、腐食を防ぐ為の処理を『鞣し(なめし)』といいます。その中でも『フルベジタブルタンニンピット槽鞣し』という非常に手間暇がかかる手法を取り入れた革で制作している事もこだわりの一つです。この鞣し方はこしが強く強度があり、また樹皮から抽出したタンニンエキス等の自然素材を使用している為、環境に優しい革でもあります。
また、当店の革はタンナー(革製造業者)に直接交渉して乾燥時間を長く、少し硬く仕上げるなどYellow’s40 オリジナルの革を特注して用意してもらっています。
経年変化
「持ち主が使いやすいよう自由に使う」それが1 番大切です。
革のメンテナンス方法を気にする方も多いですが、使い方やメンテナンスに特にこれといった正解はありません。何も手入れしなくても、大事にメンテナンスしながら使うのもそれぞれで革の表情が変わってきます。持つ人の使い方や使用頻度、年数、さまざまな環境によって徐々に変化していき、自分だけの唯一無二の革に変化していきます。
“ 革を育てる ” これこそが革が持つ魅力の1 つでもある経年変化です。
日焼け
使う前に日焼けをさせてあげると味わい深く綺麗な経年変化が見られます。
陽のあたる窓際でも構いません。日焼けをすることにより、革が持つ油分が浮き出てきて革自体をコーティングされ汚れ防止にもなります。決してしないといけないということではないので革を楽しむ1つのアイデアとして、「こんなに日焼けで色が変わるんだ」ということをお楽しみください。
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